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【2025年6月最新版】半導体株が日経をけん引中!今注目の急騰銘柄5選

はじめに:日経平均が4万円台に突入、その中心に“半導体”

2025年6月後半、 日経平均株価はついに4万円台を突破 し、相場全体が堅調に推移しています。
その中でも特に存在感を放っているのが、 半導体関連株 です。

生成AIやメモリ市況の回復、さらに日本政府による半導体産業支援といった追い風がそろい、マーケットでは 「次の上昇の主役は半導体だ」といったムード が一段と強まっています。

この記事では、 6月第4週から明確に動き出した注目の5銘柄 をピックアップし、その背景や見どころを解説します。

注目銘柄①:キオクシア(285A)

キオクシア(285A) は、NAND型フラッシュメモリの大手であり、生成AIやスマートデバイスによるデータ需要増加とともに注目度が高まっています。

注目ポイント:

  • メモリ価格の反発・底打ち期待
  • データセンター拡張によるNAND需要増加
  • Rapidus関連など、国策との連動が意識される

2025年6月23日から4営業日連続で株価が上昇。
テクニカル的にも移動平均線が好転しており、 モメンタムの強まりが見られます 

注目銘柄②:東京エレクトロン(8035)

東京エレクトロン(8035) は、国内を代表する半導体製造装置メーカー。
6月第4週は 週足ベースで+14.7%の上昇 を記録し、日経平均の上昇に最も貢献した銘柄のひとつとなりました。

注目ポイント:

  • 製造装置セクターとして安定の評価
  • Rapidus・TSMC熊本への設備投資関連での恩恵期待
  • 出来高増加とテクニカルブレイクにより、機関投資家の買いも意識される

株価・業績ともに堅調で、引き続き注視される銘柄 です。

注目銘柄③:アドバンテスト(6857)

アドバンテスト(6857) は、半導体検査装置で世界的に高いシェアを誇る企業です。
6月後半には 6連騰+52週高値更新 を記録し、短期の注目度が急上昇しています。

注目ポイント:

  • EUV対応検査装置・SoC需要増の恩恵
  • 出来高1,900万株超で流動性良好
  • 今期業績も前年同期比+6.1%と強気見通し

中長期の成長も見込まれる一方で、短期トレンドも強いため投資家の注目を集めています。

注目銘柄④:SCREENホールディングス(7735)

SCREENホールディングス(7735) は、ウエハ洗浄装置などの前工程装置で高シェアを持つ企業です。

注目ポイント:

  • 洗浄装置はEUV・先端ロジックで不可欠
  • AI・HPC用途の高性能プロセスに対応する需要が拡大
  • 出遅れ感のある装置株として、資金の回りが期待されている

中小型株の循環物色の中で、再評価の機運が高まっています。

注目銘柄⑤:レーザーテック(6920)

レーザーテック(6920) は、EUVマスク欠陥検査装置で世界シェアトップの企業。
ここにきて年初来高値を更新するなど、 出遅れ組としての巻き返しが始まっています。

注目ポイント:

  • EUV関連での需要継続
  • 株価が中長期サポートを上抜け、テクニカル好転
  • 中長期の成長ストーリーが評価されやすい局面

他の装置株に先行されていましたが、ここにきて 本格的に資金が入り始めている様子 です。

全体の背景:半導体主導の上昇が本格化

  • 日経平均は2025年6月下旬、 ついに4万円台へ突入
  • その上昇をけん引しているのが、東京エレクトロン・アドバンテストなどの半導体銘柄
  • 米国SOX指数の堅調推移も、日本の半導体株に追い風を与えている
  • 政府の補助金・Rapidus支援・円安など、複数の好材料が継続中

まとめ:2025年後半、主役は「半導体」かもしれない

銘柄注目ポイント
285A キオクシアメモリ市況回復、4連騰、国策との関連あり
8035 東京エレクトロン装置最大手、週足+14.7%、市場けん引役
6857 アドバンテスト6連騰・高値更新、業績も好調
7735 SCREEN HD前工程装置、AI需要と高相性、再評価中
6920 レーザーテック出遅れ巻き返し、年初来高値、EUV需要継続

2025年後半は、 日本の半導体関連企業が再び主役の座に返り咲く可能性 があります。
注目される材料がそろった今こそ、しっかり銘柄分析をして、タイミングを見極めていきたいところです。

それでは。