【初心者向け】グロース株とバリュー株の特徴と見極め方を徹底解説(日本株編)
株式投資を始めるとよく耳にするのが、
「グロース株」と「バリュー株」 という言葉です。
どちらも投資先として魅力がありますが、特徴や見極め方を知らずに投資すると失敗することもあります。
この記事では、日本株を中心に、グロース株とバリュー株の違いやメリット・デメリット、見極めるポイントを解説します!
🌱 グロース株とは?
グロース株(Growth Stocks)は、「成長株」 とも呼ばれ、売上や利益が今後も大きく成長すると期待される企業の株のことです。
特徴
- ✅ 高い成長率(売上・利益が毎年大幅に伸びている)
- ✅ 業界や市場をリードするイノベーション企業が多い
- ✅ 配当金は少ないか無いことが多い(利益を再投資するため)
- ✅ PER(株価収益率)が高くなりやすい(割高に見える)
日本株の代表例
- メルカリ(4385)
- SHIFT(3697)
- BASE(4477)
- サイバーエージェント(4751)
メリット
- ✨ 大きな値上がり益(キャピタルゲイン)が期待できる
- ✨ 成長ストーリーに共感できる企業に投資できる
デメリット
- ⚠️ 期待を裏切ると大きく下落することも
- ⚠️ 株価が割高なタイミングで買うと損失リスクが高い
🌸 バリュー株とは?
バリュー株(Value Stocks)は、「割安株」 とも呼ばれ、企業価値(資産や利益)に対して株価が低い水準にある企業の株のことです。
特徴
- ✅ すでに成熟していて安定した業績
- ✅ 配当金が比較的高い(株主還元重視)
- ✅ PERやPBRが低く、株価が割安に見える
- ✅ 成長はゆるやか、または横ばい
日本株の代表例
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
- 日本郵船(9101)
- 東京海上ホールディングス(8766)
- 住友商事(8053)
メリット
- ✨ 割安に買えるため、下値が限定的
- ✨ 配当金収入が期待できる(インカムゲイン)
- ✨ 景気後退局面でも比較的安定
デメリット
- ⚠️ 成長が鈍い、または低迷している場合が多い
- ⚠️ 長期間株価が動かないこともある
🔍 見極め方のポイント
1. 成長性の有無
企業の売上・利益が毎年大きく伸びているならグロース株。
安定しているが大きな成長が見込めないならバリュー株。
2. 株価指標(PER・PBR)
- グロース株:PERが高い(成長期待が織り込まれている)
- バリュー株:PERやPBRが低い(市場に見捨てられている可能性も)
3. 配当金
- グロース株:無配または少ない
- バリュー株:高配当が多い
4. 業界やトレンド
- グロース株:IT、EC、ゲーム、コンサルティング
- バリュー株:金融、海運、商社、保険
📈 どちらに投資するべき?
グロース株とバリュー株は、どちらが優れているというものではありません。
投資目的やタイミングによって選びましょう。
特徴 | グロース株 | バリュー株 |
---|---|---|
向いている人 | 短期~中期で大きな値上がりを狙いたい人 | 長期的に安定した配当や値上がりを狙いたい人 |
景気局面 | 景気拡大期に強い | 景気後退期に強い |
リスク | 高い | 低め |
✨ まとめ
✅ グロース株 は高成長企業に投資して大きなリターンを狙えるが、リスクも高い。
✅ バリュー株 は安定した収益や配当が魅力だが、大きな成長は期待しづらい。
どちらか一方に偏らず、ポートフォリオにバランスよく組み込むのもおすすめです。
まずはそれぞれの特徴を理解し、自分の投資スタイルに合った日本株を選んでみてください!
それでは。