【最新】S&P500とナスダックが最高値更新！今後の投資戦略はどうする？

2025年7月21日の米国株市場は、S&P500とナスダック総合が終値で過去最高値を更新しました。
大型ハイテク企業の決算期待や、経済指標の堅調さが投資家心理を後押しした形です。

「このまま買っていいのか？」と悩む人も多いでしょう。
ここでは、今回の動きの背景と、投資家としてどのように行動するべきかを解説します。

📈 なぜ最高値を更新したのか？

グーグル親会社のアルファベットは決算発表を前に+2.7％上昇、アップルやアマゾンも上昇しました。
テスラはやや軟調でしたが、23日以降の決算発表に向けて期待が高まっています。

特に、米国株の上昇をけん引している「マグニフィセント・セブン」（超大型ハイテク株）の決算は、今後の相場の方向性を決める重要な材料です。

企業収益や個人消費に大きな悪化は見られず、雇用も堅調。
S&P500採用企業の今期利益は前年同期比+6.7％の成長が見込まれています。

トランプ大統領がEU・メキシコからの輸入品に8月1日から関税をかけると表明しており、関税リスクはくすぶっています。
ただし、市場は「影響は限定的」と見ている模様です。

「最高値＝危ない」というイメージを持つ人もいますが、必ずしもそうではありません。
以下のポイントを意識して行動しましょう。

高値圏では、一度に大きな金額を投資するのはリスクが高いです。
積立（ドルコスト平均法）でリスクを分散しましょう。

通信サービスや一般消費財など、今回上昇したセクターに注目しつつ、分散しておくのがおすすめ。
特に通信サービスは+1.9%と強さが目立ちました。

今週はアルファベットやテスラを皮切りに、大型ハイテク株の決算が続きます。
好決算が続けば上昇トレンドが続く可能性もありますが、期待外れなら調整もありえます。
決算の結果を見てから判断するのも戦略のひとつです。

8月1日の関税発動、22日のパウエルFRB議長の講演にも注目。
予想外の発言や行動があれば相場が揺れる可能性があります。

高値圏では、無理せず分散・積立を意識しつつ、決算や政策イベントを確認して慎重に行動するのがおすすめです。

「最高値だから危ない」と決めつけず、冷静に状況を見ながらチャンスを活かしましょう！

それでは。